深見東州(半田晴久)のカンボジア訪問記 1996年4月

建設中のカンボジア・シアヌーク病院(24時間無料救急病院)視察

シアヌーク病院(ワールドメイトが支援する24時間無料救急病院)
左側が深見東州(半田晴久)さん

 

1996年4月10日。深見東州(半田晴久)さんは、完成間近いシアヌーク病院(ワールドメイトが支援する24時間無料救急病院)の建設現場を視察したそうです。

 

 

病院の建物の外側は、ほぼ九割までできあがっており、7月には完成の予定だったそうです。ただし、医療機器などの附帯設備はそれから順に整えていくので、実際に病院が活動を開始するのは、平成8年12月頃からとなりました。

 

敷地の入り口には、事業計画が書かれた大きな看板があり、支援者の欄には「ワールドメイト」と記載されています。

 

 

ところで、この時期、カンボジア王国の王宮内にも、子供用の病院を建設中だったといいます。たとえば、今の日本で皇居の敷地内に一般市民用の病院を建てるなんて、考えられないことです。しかし、カンボジアでは、王宮内の敷地を提供して着工するほど、切実に、病院が必要とされていたのです。

 

シアヌーク病院(ワールドメイトが支援する24時間無料救急病院)建設中

深見東州(半田晴久)さん、シアヌーク国王と会談

左から2番目が深見東州(半田晴久)氏
左から2番目が深見東州(半田晴久)氏

シアヌーク病院(ワールドメイトが支援する24時間無料救急病院)視察のあと、深見東州さんはシアヌーク病院理事らとともに、シアヌーク国王(前国王)との会見のため、王宮へと向かいました。


宮殿の入り口には報道陣が待ち構えており、次々にフラッシュがたかれる中、深見東州さんらは国王陛下を握手し、スパークリングワインとクッキーの歓待を受けたそうです。

 

贈り物を受け取る深見東州(半田晴久)氏
深見東州(半田晴久)氏らと国王夫妻

シアヌーク国王は、1996年の訪問時に72歳を迎えておられたそうです。2年前の1994年に手術をされたとのことだったそうですが、そんなことはみじんも感じさせない、お元気さと若々しさですね。

 

 

シアヌーク国王との会談では、まず初めに、シアヌーク病院設立プロジェクトに関して、シアヌーク病院国王陛下より、直々に、深見東州(半田晴久)さんに対して感謝のお言葉があったそうです。そして、シアヌーク国王は、感謝の印にと、深見東州(半田晴久)さんに、美しい細工の施された銀製のカップを贈られました。

 

プレゼントを贈り合う東州さんと国王
プレゼントを贈り合う東州さんと国王

シアヌーク国王陛下は、優雅な物腰でたいへん上品な英語を話され、とくに最初の感謝のおことばは、胸に染みいる感動的なものだったといいます。

 

 

会見の模様は、カンボジアのテレビでも放映されたそうですが、小一時間にわたって会話がはずんだそうです。最後に、深見東州(半田晴久)さんが自ら出演した映像作品をシアヌーク国王に差し上げると、国王も、「シアヌーク国王の曲」などが録音されたカセットや国王夫妻の写真の載った歌集や現代のカンボジアを紹介した本などをプレゼントしてくださったそうです。

 


深見東州氏と230人の孤児たち、カンボジアの孤児院にて

深見東州さんと孤児院の子どもたち
深見東州さんと孤児院の子どもたち

シアヌーク病院(ワールドメイトが支援する24時間無料救急病院)視察の後、午後は、カンボジアの孤児院へ訪問しました。孤児の里親をしている方2名も、深見東州さんに同行しています。

 

 

プノンペン郊外のぬかるみをそのまま固めたようなガタガタ道の果てに、めざす孤児院はありました。到着すると、暑い時間帯にもかかわらず、こどもたちが道の両側にずらりと並び、盛大な拍手と良い香りのする白い花、そして、クメール語の「お正月の歌」の大合唱で、あたたかく出迎えてくれました。

 

子どもたちにプレゼントを渡す深見東州さん
子どもたちにプレゼントを渡す深見東州さん

下は3歳から上は中学生まで、総勢230人。このうち184人の子の里親が、深見東州さんの呼びかけであつまった人になります。一番小さい3歳の男の子は、生後一日で両親をなくし、ここに引き取られたといいます。

 

 

どの子も、澄んだ美しい目と、驚くほど美しい顔立ちの、可愛いこどもたちばかりです。

 

 

里親さんが持ってきた日本からのおもちゃや文房具が披露され、深見東州さんや里親さんたちが、一人ひとりに手渡ししていきました。

 

 

さらに今回は、深見東州さんが、プノンペンで買ったソニーの大型テレビビデオもプレゼント。子どもたちから大歓声があがります。ちょうど運良く、深見東州さんの出演ビデオが数本、手元にあったので、最後は上映会となりました。